小川集落は高知県西部安田町にあり、日本一おいしいアユが棲む安田川の支流、小川の川沿いに点在するように集落が形成されています。自然豊かな集落にある川上神社の例祭で、300年余前から伝えられている由緒ある小川獅子舞が奉納されています。
昭和56年春、5名の在校生が他校に移り、小川小学校はその役目を終えました。それから月日が流れ、平成16年度より“ささえあい喜びあう” “楽しく過ごせる”集落を目指した“小川集落活性化プラン”づくりが行われました。そして、平成17年春、廃校となった小川小学校は“せせらぎの郷
小川”として再利用されることとなりました。施設は高齢者のレクリエーションや、地区の人が一同に集う交流拠点として利用されています。
また、小川地区に 300年間伝わる獅子舞いの練習場として利用され、例祭で奉納するほか、年数回、地域外の人々に獅子舞いを公開しており伝統芸能の伝承の場となっています。舞台は収納式とし、通常は講堂を広く利用し、芸能大会やコンサート会場として利用する時に収納式舞台を引き出し利用しています。
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【改修前の旧小川小学校】
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