平成18年度の学校改編により、『農業を活かした総合学科高校』として新たな出発を遂げた春野高校の特徴を活かした食堂としました。学校のもつ特徴を活かして、独創的な空間の利用を提案しました。キーワードである“農業”は、自然環境と密接に関わり営まれるので、その自然と共生する農業の視点から、自然素材・エネルギーを有効に利用し自然環境に負荷をかけない食堂としました。調理・食事・環境への配慮、マナーや作法まで、トータルの食の「知識」を得られる空間とするとともに、地域のイベントにも利用でき、文化・風土などへの関心も高められるようにしました。